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コンタクト情報
印刷方式の主な種類とそれぞれの特徴
Training.Ⅳ 印刷
オフセット印刷とオンデマンド印刷、印刷を注文するときによく見かけるこの両者の違いをご存知でしょうか。自分がデザインしたものが実際に印刷されたら、思ったものと違っていた! なんてことがないように、今回はそれぞれの特徴と、特に名刺印刷における違いについてご紹介します。
オフセット印刷の特徴
オフセット印刷は商用印刷では最もメジャーな印刷方式です。日本だけでなく世界でも、本、雑誌、チラシ、カタログなど商用印刷物のほとんどがオフセット方式で印刷されています。その理由は仕上がりが美しいこと、そして大きな紙に一気に印刷するため大部数の印刷を短時間で行うことができる点にあります。部数が増えるほど単価も安くなり、商用印刷に向いているといえます。
オフセット印刷は、印刷するために作られる版と印刷用紙とが、直接触れないのが特徴です。版につけられたインクは一旦、ブランケットと呼ばれる転写ローラーに移され、次にブランケットから紙に転写されます。オフセットという名前もこの工程からつけられたものです。また、オフセット印刷は版に凹凸のない平板印刷です。現在では10~20ミクロンというサイズで印刷が可能といわれ、ごくわずかな濃度差や微細な線も表現できます。色表現にも優れており、4色~6色に分かれた版を重ねて印刷することでフルカラーを再現します。
オンデマンド印刷の特徴
一方のオンデマンド印刷の本来の意味は、「欲しいときに欲しい分だけ(オンデマンドに)印刷する」というものです。現在では、インターネットを介して注文する小ロット(少部数)印刷を指すことが多いでしょう。オンデマンド印刷が可能となったのは家庭用プリンターを大型化したようなデジタル印刷機の普及によるものです。デジタル印刷機には家庭用、オフィス用レーザープリンタと同様の方式、インクジェット方式などがあり、基本的に版を必要としません。
オンデマンド印刷は小ロットの印刷であればコストが抑えられるため、冊子なら60ページ以内、100冊以内程度の印刷に適しています。逆にロットが大きくなるほど損をしてしまうともいえます。印刷品質は年々向上していますが、印刷機によってばらつきもあります。原稿によってはモアレ(周期的な縞状のパターン)が発生するのが弱点といわれ、細かい文字がにじんだり、イラストや写真のディテールの緻密な再現性に限界があるというのが一般的な認識です。また、レーザープリンタと同様の方式では粉トナーが用いられるため、粉トナーを定着させる熱やオイルの影響で印刷がテカったりギラついた仕上がりになりがちです。
名刺印刷におけるオフセット印刷とオンデマンド印刷の違い
名刺印刷の分野でオンデマンド印刷といえば、デジタル印刷、レーザープリンタ系機材、名刺専用の小型プリンター機材などを使うのが一般的です。即日、翌日出荷可能なスピード名刺などは100万~数百万円のレーザープリンタによるオンデマンド印刷であることがほとんどでしょう。一方、オフセット印刷は名刺印刷ではあまり行われません。名刺は冊子などに比べるとサイズが小さいこと、印刷枚数もそれほど大量にはならないために名刺印刷にはあまり向いていないのがその理由です。しかし仕上がりは間違いなくオンデマンド印刷よりも高品質、印刷できる紙の種類も多岐にわたります。クオリティの高い名刺印刷を望むなら、オフセット印刷を行っている業者を探すべきでしょう。さらに、最新のデジタルオフセット印刷を使っている印刷業者では、通常のオフセット印刷に近いクオリティで、なおかつある程度、価格を抑えた名刺印刷が可能です。納期は早いとはいえないものの、100枚、200枚程度の注文であればオンデマンド印刷に比べてもそれほど高くない価格で高品質な名刺印刷ができあがります。
オフセット印刷とオンデマンド印刷にはそれぞれ得意、不得意があることがおわかりいただけたでしょうか。高品質な印刷、高級感のある名刺を作るなら、オフセット印刷、デジタルオフセット印刷を行っている業者を選ぶことをおすすめします。