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(詳しくはショッピングガイド参照)
コンタクト情報
印象に残る名刺の作り方とその重要性
Training.Ⅴ 名刺
- Day22. 印象に残る名刺の作り方とその重要性
- Day23. 名刺に掲載すべき情報とは?
- Day24. 名刺をデザインする際に意識すべきポイント
- Day25. 名刺のデザインする際に役立つ素材集
- Day26. 4つの選定基準で見極める名刺印刷業者の選び方!
- Day27. 鉄則!これだけは守りたい名刺交換のマナー
- Day28. 押えておきたい名刺の正しい保管方法
- Day29. 名刺に顔写真やイラストを入れるメリット
- Day30. 名刺の裏面は何を書く? 他社との差別化を図るには
- Day31. 英語版の名刺の作り方とコツ
- Day32. 海外における名刺交換のマナー
- Day33. 名刺のフォントはどの書体を使うのが良い?
あなたは誰かから印象に残る名刺をもらったことはあるでしょうか。もしも「これは他とは違う」という名刺を渡されたことがあるなら、きっとその相手の顔も思い出せるのではないでしょうか。特にデザイナーであれば名刺を見て、デザイナーとしてのセンスを判断されることもあります。ここでは印象に残る名刺を作り方と、その重要性について解説します。
“印象に残る名刺”であることの重要性
名刺は重要なビジネスツールです。特に営業活動においては最初の名刺交換でどれだけ会社や自分のことを覚えてもらうかが重要で、そのことがその後の取引を左右することにもなり得ます。このとき印象に残る名刺を渡すことができれば会社や自分を覚えてもらうきっかけとなり、ライバルに差をつけられるかもしれません。また、名刺は渡した後からも威力を発するものです。受け取った人が名刺をしまってからも、目立つ、目につきやすい、特徴的、好ましい印象を与える名刺は再び手に取ってもらえる確率が高くなります。色が変わっている、高級感のある用紙が使われている、凝った加工が施されている、といった名刺は「なんとなく気になる」「もったいない」という理由から捨てられづらいという要素も備えています。
印象に残る名刺の作り方
では印象に残る名刺を作るにはどんな方法があるのか、効果的なポイントを3つご紹介します。
用紙を変える
名刺用紙を変えるのは最もわかりやすい方法です。黒い用紙、カラー用紙、透明・半透明な用紙、金銀用紙、極厚用紙、和紙などを選べばそれだけでインパクトのある名刺になります。プラスチックやマットPP(光沢無しラミネート)貼り、グロスPP(光沢有りラミネート)貼りといった選択肢もあります。これであれば見た目はもちろん、印刷面が保護され耐水性や耐摩耗性がアップするという実用性もあります。また、手触りをしっとり、すべすべさらさら、ザラザラといったものにすることもできます。名刺は手渡しするものなので、視覚だけでなく触覚にも訴えるのも有効な方法です。
加工する
加工を施すと名刺に高級感やユニークさを付与できます。4角または2角を丸める角丸は女性的な雰囲気になるだけでなく、デザインによって洗練された欧米風のイメージの名刺が作れます。型押し(エンボス/凸)、空押し(デボス/凹)、カラーエンボス、箔押しは名刺に立体感、特別感を与えられます。型押しや箔押しは和風テイストにすることも、洋風のビジネスカードのようなおしゃれな雰囲気にすることもできます。アイデア次第で非常に面白い名刺も作れるので、サンプルを見て最近の“加工事情”に詳しくなっておくことをおすすめします。
プロフィールに一工夫を加える
デザイン以外では、名刺に通常とは異なる情報を盛り込むのも効果があります。例えば社名や肩書などのほかに、名刺の裏側でもいいので、本人の実績、趣味、持っている資格などを載せる人もいます。こうしたちょっと変わったプロフィールは、読んでもらえれば話のきっかけ作りに活用できます。さらにいうなら、用紙を変え、加工を施して相手の興味を引き、加えてプロフィールでもアピールできれば、かなり強い印象を与えられることになるでしょう。プロフィールに何か加えるとしたらどんなことが考えられるか、一度検討してみる価値がありそうです。
このように“印象に残る名刺”作りを意識すれば、名刺は今よりももっと強力なツールに生まれ変わる可能性があります。まずは今使っている名刺に改善改良の余地はないのか、そこから見直してみてはいかがでしょうか。