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コンタクト情報
デザインをする上で抑えておきたい
レイアウトのポイント
Training.Ⅰ レイアウト
- Day.1 デザインをする上で抑えておきたいレイアウトのポイント
- Day.2 デザイン、レイアウトの基本となるゲシュタルト心理学
- Day.3 ホワイトスペースを意識してデザインをするべき理由
- Day.4 デザインの数学的考え方「黄金比、白銀比、青銅比」に迫る
- Day.5 デザイン、レイアウトにおける配色の役割とは?
仕上がりの形を想定し、文字や写真、図版などを配置することを「レイアウト」と言います。
チラシやポスターなどをデザインするときは、どのようにレイアウトを組むかを考えなければいけません。
ここでは、デザイナーとしての基礎知識である、レイアウトを組む際に押さえておきたいポイントを紹介します。
何のためにレイアウトを組むのか?
チラシやポスターなどのレイアウトを組む際、念頭に置かなければいけないのは、「情報を発信する側が伝えたい内容をいかに効率的に受信する側に伝えるか」ということです。見やすく、分かりやすく、何より“伝わる”ものを作ることがレイアウトの役割と言えます。
発信側=自分である場合は、まず自分が何を伝えたいのか、また、誰に伝えたいのかをはっきりさせることが鉄則。そこを明確にしたら、いよいよレイアウトの作成に取り掛かります。
レイアウトを組む上で押さえておきたいポイント
伝えたい情報をただやみくもに並べていくだけでは、受信側の興味をひくようなチラシやポスターを作ることはできません。文字の読みやすさ、写真や図版の見やすさ、全体のイメージなどを考えながら情報を配置していきましょう。
「バランスよく配置できない」、「ゴチャゴチャして読みづらくなる」という人は、以下のポイントを押さえてレイアウトを組んでみてください。
全体のバランスを考える
完成したデザインを見渡した時、情報が1カ所に固まっていたり、逆に全面に点在していたりするとバランスが悪く見えてしまうことがあります。そんな時、バランスのとり方の一例として覚えておきたいのが「Zの法則」です。
活版印刷技術の創始者とされているドイツのヨハネス・グーテンベルクは、私たちが初めて触れる平面デザインを見渡す際、視線がアルファベットの“Z”の形、つまり、左上→右上→左下→右下の順に移動することを発見しました。この法則は現在も印刷物やウェブデザインなどさまざまな媒体で幅広く活かされています。
こうした視線の流れを意識すると、全体のバランスがとりやすくなるほか、必ず伝えたい情報をZの線上に置くといった“見せるための工夫”をすることができるのです。
情報の整理整頓
伝えたい情報は、配置する前に整理整頓しておきましょう。その際、以下の点に気を付けるとスムーズに進めることができます。
グループ化する
関連した情報同士をカテゴリー別に分けます。衣料品店のチラシであれば、シャツ、スカート、ジャケットというように衣服のタイプでグループ化できますね。
優先順位を決める
伝えたい情報の優先順位を決めます。これも衣料品店のチラシで考えてみると、まずは目玉商品に興味を持ってもらうための見出しやキャッチ、その後に商品の魅力や価格などが来るのではないでしょうか。セール品であれば、金額が最優先になることもあるかもしれません。
優先順位の高いものを目立たせる
特に強調したい情報は、前述した「Zの法則」を踏まえてZの線上に置きます。写真や図版を大きくしたり、文字の色を変えることも効果的です。
余白をしっかりとる
目を惹きたい情報を大きくして目立たせるのは重要なことですが、その周囲に余白がないと全体的に窮屈な印象になり、かえって情報が埋没してしまうことがあります。文字、写真、図版の周囲にはきちんと余白を設け、見やすい配置をしたいものです。
チラシやポスターの情報をいかに効率よく伝えられるかは、レイアウトにかかっていると言えます。デザイナーとしての腕を磨くには上記のポイントをしっかりと押さえて訓練を重ねることが大切です。