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コンタクト情報
ベクター形式のファイルが作れる
Illustratorとは
Training.Ⅵ IllustratorとPhotoshop
- Day.34 ベクター形式のファイルが作れるIllustratorとは
- Day.35 デザイナーの必須ツール! Illustratorの歴史
- Day.36 Illustratorの代替ソフトをご紹介
- Day.37 デザインから写真の加工でまでできるPhotoshopとは
- Day.38 世界一普及している画像編集ソフト! Photoshopの歴史
- Day.39 Photoshopの代替ソフトをご紹介
Illustratorというソフトウェアの名前は、今や広く知られています。しかし、そもそもIllustratorはどのようなことができるソフトなのかよくわからないという人もいるでしょう。ここではIllustratorとはどんなソフトなのか、その概要についてご紹介します。
Illustratorとは?
IllustratorはAdobe Systems(アドビシステムズ)が販売する画像描画ソフトです。その最初のバージョンは1987年にMacintosh用ソフトとしてリリースされました。以来、高品質な画像を作成するソフト、そしてレイアウトツールとして、出版・広告業界、印刷・DTP業界に携わるイラスト制作者、グラフィックデザイナー、オペレーターなどに利用されています。日本ではよく「イラレ」と略されて呼ばれます。
Illustratorでは、画像を、点の座標とそれを結ぶ線やカーブなどの数値データを使った演算によって表現するベクター形式として扱っているのが大きな特徴です。そのため、Illustratorはベクター画像編集ソフト、あるいはドローソフトという言い方をされることもあります。
Illustratorの特徴
ベクター形式では、画像を円や直線のような図形の集まりとして表現します。このことによりベクター画像は、拡大・縮小・変形をしても、元の図形イメージがほとんど劣化しないという特徴を持っています。
Illustratorを使ってなめらかな曲線を描くには、ベジェ曲線がよく使われます。ベジェ曲線は、始点と終点となるアンカーポイント、2点間をつなぐ線であるセグメント、セグメントを曲線として表現するときに調整する方向線の3つによって構成されます(この3つをまとめてパスと呼びます)。初心者にとって最初はややとっつきにくいベジェ曲線ですが、これをマスターすれば、Illustratorで複雑な形の線や図形を自在に描けるようになります。
Illustratorで扱うベクター画像は、しばしばPhotoshopなどで扱うビットマップ画像と比べられます。ビットマップ画像は拡大をすると画像が荒くなってドットが見えてしまいますが、ベクター画像はそうはなりません。しかも、ベクター画像はビットマップ画像に比べてデータが軽いのも特徴です。しかし、微妙なグラデーションをつける、輪郭をぼかす、写真に近い質感を表現するといったときには、ビットマップ画像で作るほうが適している場合もあります。
Illustratorは何をするのに向いている?
Illustratorが得意なのは、同じ色、同じ形、同じ比率といった条件で図形やイラストを描くことです。ロゴ、マーク、アイコンなどを作成するにはうってつけです。オリジナルのフォントを作ることもできます。イラストは、一般的にはシンプルなキャラクターイラストやアバターなどを描くのに向いています。3D効果をつけることで立体的なオブジェクトを作ることもできます。
また、もう一つ、Illustratorは文字組みやレイアウト作成にも使用できます。雑誌のページ、チラシ、名刺などの入稿データを作るときには、Illustrator上で画像データやテキストを組み合わせてレイアウトするのが便利でしょう。これはIllustratorが、画像、テキストなど複数のオブジェクトを正確な位置に均等に配置することに長けているからです。レイアウトソフト、DTPソフトとしてはQuarkXPressやInDesignなどの専用ソフトもありますが、大量のページなどをデザインするのでなければ、Illustratorでそれを代用することも一般的に行われています。
このように、Illustratorはさまざまなデザインワークに欠かせないソフトウェアです。その特徴をよく知り、必要に応じて使いこなせるようになれば、何かをデザインするときに力強い味方になるでしょう。