トレーニングコラム Day.14 | 色彩心理の効果

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人の心を左右する色彩心理の効果とは?

色にはそれぞれ異なるイメージや印象があります。そして、見る人に対して異なる心理効果をもたらすともいわれています。色は、デザインをするときにも重要な役割を果たします。そこで、色彩心理の具体例を紹介しましょう。

色彩心理とは?

色彩心理とは色が人間の心に与える影響、あるいは色と心の関係性のことです。色彩は人にさまざまな印象をもたらし、感情に訴えかけ、ときに行動に影響を与えることもあるといわれます。日常生活の中では、人は複数の色を同時に見ているため色の組み合わせによって複雑な刺激を受けています。しかしポスターや広告などの印刷物ではメインやサブとなる色を選択し、特定の心理効果を狙った配色をすることが可能です。

色が与える心理効果

では、どんな色がどのような心理効果を与えるのかを見てみましょう。

赤は、最も人間心理にインパクトを与える色といわれます。しばしば情熱やエネルギー、生命そのものを表す色として用いられます。赤は火の色であり血の色です。そのため怒り、激しい自己主張、本能的な衝動などを象徴することもあります。また、停止、緊急、危険などを表すサインとしても用いられます。

青は赤と対比されることが多く、鎮静作用や集中力をもたらす色として知られています。冷静、抑制、理性、平常心を表す色として使われます。青は空、海、地球の色であり、涼しさやクールさ、爽やかさの象徴でもあります。反面、沈みがちな気持ちや憂鬱さを表すこともあり、青ざめた顔という表現があるようにときに病的なイメージも与えます。サインとしては進行、許可を表します。

黄色は明るさやほがらかさ、知性、子供っぽさを表す色です。緊張をほぐし、快活を与えるともいわれます。赤と並ぶ暖色の代表的な色であり、光の色でもあります。日本では太陽は赤のイメージがありますが、海外で描かれる太陽はほとんどが黄色です。一方、黄のイメージが強すぎると人に散漫な印象を与えます。サインでは注意を表し、工事現場などでは黒との組み合わせもよく用いられます。

緑は植物の色であり、森や林、草木、自然を思い起こさせます。調和、癒やし、安全、安心をもたらす色といえ、心身ともにリラックスさせる効用を持っています。ただし、野菜のイメージがあるにもかかわらず、緑が強すぎると毒々しさを感じさせることがあります。サインとしては安全を表すことに用いられます。

オレンジ

オレンジは赤と黄色の中間で、両方の色の性質を併せ持っています。情熱的でありながら自然でほがらかな雰囲気も漂わせ、健康的で活動的な印象を与えます。柑橘系の色であることから、太陽の恵みを受けた果実のイメージもあります。マイナス面としては、横柄、押し付けがましいといった印象をもたらすこともあります。

ピンク

ピンクは赤をマイルドまたはソフトにした色です。可愛らしさ、甘さ、キュートといった印象を与え、緑とはまた違う意味で、可憐で、ほんわかとした癒やし効果をもたらします。桜、赤ちゃん、女子などのイメージもあり、男性的なイメージはほとんどありません。反面、幼さが前面に出てしまうこともあります。

紫は赤と青を混ぜた色です。しかし両者の性質を持っているというよりは、独特の高貴さ、神秘性を持つ色といえます。妖艶さや大人のイメージがあり、スピリチュアルで崇高な心理効果ももたらします。一方で孤立したイメージ、傲慢さ、堕落といった印象を与えることもあります。

色が与える印象、そして心理効果を知れば、デザインを行うときなどに色を効果的に使うことができるでしょう。ぜひ参考にしてください。

Day.15 CMYKとRGBの違いを知ろう!に進む→

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