スーパープリントでは、「厚さ」「厚さレベル」「坪量」「四六判連量」の4つの指標を各用紙に掲載しております。
- 1.「厚さ」はマイクロメーターで計測した紙の厚みです。ただし、メーカーからのロットや計測時の環境により0.01~0.03mm程度の誤差は生じます。
- 2.「厚さレベル」は実際に手で触った感じや折り曲げた際の反力(コシ)などから、感覚値を5つにレベル付けしました。
- 3.「坪量」は製紙メーカーから公表されている紙の重さです。1m平米あたりの重量(gm)ですので、単位は「g/m2」となります。同じ銘柄の紙であれば、坪量が大きいほうが 厚い紙となります。しかし銘柄が変われば密度なども異なるため、坪量だけでは厚さを判断することはできません。
- 4.「四六判連量」は四六判という大きさの紙1000枚の重さです。1000枚のことを1連と呼びます。単位は「kg」となり、日本で良く見かける紙の厚さ表現方法ですが、これも銘柄が異なる紙の場合は一概に比較することはできません。坪量に0.86を掛けると四六判連量に変換できますので、上記の坪量から換算した数値を掲載しています。なお、一般的なコピー用紙が55~70kg(0.08~0.10mm)、官製はがきが 180kg(0.22mm)ですので参考にしてください。
このように、坪量も連量も「厚さ」の単位ではなく、あくまでも「重さ」の単位となるので、同じ銘柄間でのみ厚さを比較することが出 来ます。マイクロメーターでの計測値が「厚さ」を知る唯一の数値となりますが、実際に触ってみると、同じ厚さ値でも、紙のコシの違いによってまったく印象が異なることもあります。