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コンタクト情報
世界一普及している画像編集ソフト!
Photoshopの歴史
Training.Ⅵ IllustratorとPhotoshop
- Day.34 ベクター形式のファイルが作れるIllustratorとは
- Day.35 デザイナーの必須ツール! Illustratorの歴史
- Day.36 Illustratorの代替ソフトをご紹介
- Day.37 デザインから写真の加工でまでできるPhotoshopとは
- Day.38 世界一普及している画像編集ソフト! Photoshopの歴史
- Day.39 Photoshopの代替ソフトをご紹介
Photoshopの最初のバージョンが発売されたのは1990年で、その原型となるプログラムが作られたのは1987年のことでした。その後、この画期的な画像編集ソフトはどのような経緯をたどって進化してきたのか、今回はPhotoshopの歴史を紐解きます。
Photoshopが発売されたのはいつ?
Photoshopの原型は、生みの親の一人であるトーマス・ノール氏が大学を卒業してミシガン大学の博士課程に進み、コンピュータに画像を認識させる研究で使うために作った画像処理プログラムだったといわれています。
まもなく、弟のジョン・ノール氏がそのプログラムに興味を持ち、その要求に応える形で2人でコードをまとめ上げたのがMacintosh用のDisplayというツールでした。そこから2人は、そのツールにさまざまな機能を追加して、1988年にはImageProというソフトを完成させます。
さらにImageProはPhotoshopへと成長し、2人はそれをAdobe Systemsに持ち込みました。同社のチームはこのソフトを大いに気に入り、1990年2月、ついにMacintosh用のPhotoshop1.0が発売されることになります。
やがてPhotoshopはMacの普及とともにプロのデザイナーなどに知られるようになり、バージョンを重ねていきます。1991年にはペンツール、パス機能などを追加したPhotoshop2.0が登場。1993年発売のPhotoshop2.5からはWindows版も登場して、写真や画像の編集・加工・調整に使用する標準ソフトとして認識されるようになりました。
レイヤー機能が初めて備わったのは1994年発売のPhotoshop3.0から。1999年発売のPhotoshop5.5ではWeb関連機能も加わることになりました。バージョン数字が表記されるPhotoshopは2002年発売のPhotoshop7.0が最後です。この頃には画像編集だけでなく、ペイント機能も大幅に強化されて、現在のPhotoshopに近い多機能グラフィックソフトへと進化していました。
Photoshop○.0とCSの違い
2003年にリリースされたバージョン8.0にあたる新しいPhotoshopは、「Photoshop CS」と名付けられました。CSという表記は、Photoshopに加え、IllustratorやInDesignなど、それまでバラバラに発売されていたグラフィックデザイン関連ソフトを統合パッケージ化した「Adobe Creative Suite(CS)」から来ています。最初のAdobe Creative SuiteにはStandardとPremiumの2種類のパッケージがあり、いずれにもPhotoshop CSが含まれています。その後、PhotoshopはCSシリーズの1つとして開発・発売されるようになり、Photoshop CS2、Photoshop CS3、 Photoshop CS4、Photoshop CS5と続いて、2012年にはCSシリーズの最後のバージョンとなるPhotoshop CS6がリリースされました。
このAdobe Creative Suiteは、それまで各ソフトごとに存在していたライセンスを一本化し、各ソフト間のデータ互換性を高くして連携を強化したものです。また、CS自体は最終的に、グラフィックデザインだけでなく、動画編集、ウェブデザインのソフトを含めた統合パッケージへと発展していきました。
現在のPhotoshopは?
そして2013年には、CSの後を継ぐ形で、Adobe Creative Cloud(CC)が登場します。Adobe Creative Cloudでは、Photoshopをはじめとする各ソフトはサブスクリプション(定期購入)制度によって提供され、パッケージ版は廃止されてダウンロードのみで販売されるようになりました。CCは月額制でソフト(デスクトップアプリ)を個別に契約して使うことができ、また、コンプリートプランを利用すればすべてのソフトを利用することも可能となっています。
Photoshopは2015年にPhotoshop CCがリリースされ、これが最新のバージョンとなっています。Photoshop CCはMacとWindowsで利用可能で、バージョン数字表記で表すとすれば「15.0」にあたります。
(以上、2016年9月現在の情報)
26年前に誕生したPhotoshopはこれまでに数々の先進的な機能を備え、現在ではサブスクリプション制度によって安価に使用できるなど、より多くの人たちにとって身近な画像編集ソフトとなっています。今後はさらに別の進化を遂げていくかもしれません。この先、Photoshopが作り出す新たな歴史にも注目をしてみてはいかがでしょうか。