ご自身で宛名等を追加印刷する場合のご注意

SuperPrintでご用意している用紙は、原則としては、家庭用インクジェットプリンタやレーザープリンタ等での2度刷りを想定したものではありません。
そのため、SuperPrintでは、ハガキの宛名については、ラベルシールなどをご利用いただくことを推奨しています。
しかし、実際には、上記の「相性早見表」に記載があるように、インクジェットプリンタやレーザープリンタに対応可能な用紙もございます。
これらをご利用の場合には、本ページのご注意を必ずご確認ください。

●ご自身での2度刷りは、自己責任でお願いします

●レーザープリンタご使用の場合

レーザープリンタは、用紙に高熱を加え、トナーを熱転写して印刷します。
印刷自体は、弊社の全用紙で印刷可能だったため、相性早見表では「○」としておりますが、
その構造上、ハガキのように比較的厚めの用紙の場合、印刷後に用紙が反ってしまいます。 (これは官製ハガキや年賀状ハガキでも同様に発生します)
また、高熱により、弊社で印刷した部分を毀損してしまう恐れもあります。
一部の業務用レーザープリンタなどでは、用紙が反ってしまわない機種などもあるようですが、 基本的には、この特性にご留意ください。

●インクジェットプリンタご使用の場合

インクジェットプリンタのインクには、「顔料インク」と「染料インク」という異なる特性のインクがあり、
メーカーや機種によって採用インクが異なっています。 弊社の用紙は、染料インクとの相性は良好ですが、顔料インクは定着しにくい場合が多くあります。
EPSON社製プリンタは染料インクを採用している機種が多いのですが、 CANON製/hp製では、黒インクを顔料インクとしている機種が多いため、ご注意ください。

(黒インクが顔料インクの場合は、宛名を黒ではなく濃紺などにすることで、染料インクを使用可能です)
下記に、おおまかな傾向をまとめましたが、必ずご自身の機種をメーカーホームページなどで ご確認の上、ご利用ください。
また、いずれの場合も、印刷後は摩擦を避け、十分な乾燥時間をおいてください。

推奨(全色染料インク) EPSON(PM/EP/Eシリーズ)
要注意(黒インクが顔料インク) CANON、hp、brother
非推奨(全色顔料インク) EPSON(PXシリーズ)、hp(複合機以外)

染料インク

  • 紙に染み込み発色
  • SuperPrint用紙と相性良好
  • EPSON社で採用例が多い(PM/EP/Eシリーズなど)
  • CANON社では、カラーインクで採用例が多い
  • hp社の複合機では、カラーインクで採用例が多い
  • ○発色が良い
  • ×インク乾燥後はこすれに強い

顔料インク

  • 紙の表面に乗って発色
  • EPSON社のハイエンド機種で全色顔料インクを採用(PXシリーズなど)
  • CANON社/hp社/brother社の黒インクで多く採用
  • hp社の複合機以外では、全色顔料インクの採用例が多い
  • ○文字の輪郭がハッキリ
  • ○退色しにくく、水に強い
  • ×こすれに弱い

メーカーごとの参考リンク

EPSON 染料インクと顔料インクの違い 参考リンク
染料インク採用プリンタと顔料インク採用プリンタ 参考リンク
CANON 染料系インクと顔料系インクの特性 参考リンク
顔料黒インク採用プリンタ 参考リンク
hp 製品スペック一覧 参考リンク